2022年6月29日(水)
梅雨が明けた瞬間、焼きつくような日差しで、夜型生活になりつつある今日この頃です。
久しぶりの更新になってしまいましたが、私的にブログがズリネタにされるのは癪なので、興奮要素はほぼ無いけど、私に興味を持ってくれたらいいななんて気持ちで書いています。
今回は、〝自分探し”のお話。
私は多くの時間を本を読むことに費やしていますが、最近はもっぱら哲学関連の本が増えています。分かりやすく解説してくれる入門書が増えたこともありますが、たぶん人生で5回目くらいのモラトリアム期で〝自分探し”したいモードに突入しているんだと思います。
そもそも〝自分探し”なんて言葉が嫌いなのですが、この〝自分探し”というテーマに関して、私はものすごく心に残る一言があって、それは「男が〝自分‘’というものに気がつくのは、レンタルビデオ店のAV棚だった」という言葉です。
(たしかAV監督の二村ヒトシさんが言っていたはず)
自分が興奮できるビデオを吟味していると、自分の欲望が何に反応するのか明確になっていきます。
けれど、今やビデオやDVDのレンタル屋は古き良き過去に葬り去られつつかる衰退産業になってしまいました。
PCやスマホでエロ動画を見ると、新着だったり、以前にクリックした動画の類似品とかが次々と表示されたりしますが、「あなたはこんなのが好きなんでしょう(ワタシにはお見通しよ)」的なSMプレイのような流れに従ってしまうと、寄り道ばかりして、自分の魂とアソコが震え立つような嗜みを見つけることは益々難しくなってしまいます。
情報過多な分、アナログ時代より、早く自分の嗜好に気付けたなんて意見もありそうですが、あくまでも私は情緒を重視したいので、簡単にアクセス出来て、他人の作った作品に満足してしまうような状態には納得できません。
(ソクラテスも「満足した豚より不満足な人間」って言ってるし…)
さて、話が読書に戻りますが、哲学の流れでも重要なフロイトやユングは何かと性的な事柄に結びつけたがる心理学者ですが、リビドー(性的欲望・性衝動)なんて言葉を作っただけあって、彼らの心理分析は非常にその手の〝自分探し”に有効です。
フロイトを読み解くのは、とても時間もかかるし、難解だったりするので、お財布に余裕がある人は私にカウンセリングを受けに来てください笑
性的なことに関して書かれた本で読みやすくて、その後の人生で生きやすくなったと思った本も書いておきます。
『ぼくらのSEX』 橋本治
『性的唯幻論 序説』 岸田秀
最後に、私はマゾ動物は従順なイヌが一番好きです。競馬好きなので、馬も好きですが、ブタ野郎は軽蔑しています。
bySARA女王様