2021年8月19日(木)
瞳を見つめながらその頭を撫ぜるのが好きです。
それは鞭の後、呼吸管理の後、罰ゲームの後、厳しい命令の後。
荒い息を整え、刺激から開放された緩みで茫然自失の状態になっている時。
精神が無防備な所に、視線を通じて私という存在を叩き込むのです。
ほぼ無意識でこれをやります。
ある時、絡み合った視線の下、わななく唇で「あなたは何を見つめているのですか」と問われました。
私の目は光が映し出す図像を捉えているのではなく、瞳の奥、骨の裏側、脳の内側に存在するキミの全てを、見ようともせず見てしまうのです。
裸よりも裸の状態で私の視線に晒されること気付いて、さぞ恐ろしかったのでしょうね。
これが私の支配、私なりの愛です。歓びを持って応えなさい。
霙
by霙(みぞれ)女王様